リアリティツアー2011へのお誘い

リアリティツアービューロから、小旅行のお誘いです。参加費は無料。
12月25日日曜日、13:00新宿東口アルタ前広場集合
 

CALL ON KATSUMATA!!
クリスマスは東電会長の家へ


 原発事故は、わたしたちの生活と生存に対する犯罪です。


 3月、福島第一原発の爆発により空気中、土壌、海中に大量の放射性物質が拡散しました。


 わたしたちは、放射能のために居住地を離れざるを得ない多数の人々がいることを知っています。水や流通する食物に対し日々不安を抱かされています。また、汚染下での労働を強いられる人々や、事故以前より社会的立場が弱い人々、女性や子どもたちは言わずもがな、要するに、この文章をいま読まれている、かけがえのない存在であるあなたが現在犯罪の被害をこうむっているのです。


 原子力犯罪は二度と繰り返させてはなりません。責任者の追及が必要です。原発を推進してきた中で誰が利権をものにし、誰の何を犠牲にしてきたのか確認されなくてはなりません。また、「がんばろう日本」など、上から下から右から左から皆が被害者であるかのように「非常事態」を乗りきろう、とするのなどは、被害・加害の関係を曖昧にして犯罪の再発に手を貸す行為です。自分を安売りしないことが肝心です。


 この国の警察は原子力発電の味方のようです。原子力犯罪は追及されないのに、かたや原発に反対するデモや抗議行動の場では参加者がたびたび警察によって逮捕され、警察署に幽閉されています。「公務執行妨害」や「東京都公安条例違反」など、法律を破っているというのですが、ルールというのは、原子力発電に都合がよいようにできているようです。


 さて、具体的に原子力犯罪の責任者を名指ししましょう。これは多数存在しますが、まずは勝俣恒久氏の責任追及が必要です。歴史に残る犯罪の責任を持つ、東京電力の会長です。ところが彼は地位もそのままに、50%減額されたとはいえ未だ3500万円を超える年収を得ています。勝俣氏は東京電力の無責任体質を身をもって体現しています。


 25日のクリスマスは、勝俣会長宅に遠足に行きませんか。彼は、繁華街新宿から歩いて25分程度、四谷に地価7億円の邸宅を構えています。折角の機会ですから、原子力犯罪に責任を持つ人間がどんな暮らしをしているのか、その雰囲気だけでも感じてみませんか。彼に手紙を渡し、あなたの思いのたけを伝えてみませんか。そして、居直りをただし、東京電力を解散させてみませんか。


 わたしたちのクリスマスが楽しいものであることをリアリティツアービューロは願っています。
リアリティツアービューロ(RTB)